藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

“Free”Documentary

どちら様も仕事が速くて素晴らしい。連日ひたすらに、LIVEのアーカイブ ➡️『燃えよ』音源   ➡️ LIVEのドキュメンタリー ➡️ 報ステ完全版の無限ループ。に、他のものも見ちゃったり、ラジオも聴いたり。時間が足りないんだよぉ。

 

今日は、爆速でアップしてくれた、ダチオさんとザベスさんによるドキュメンタリーを振り返っておこうと思う。

 

冒頭から、雨の中の下見。

「わしは梅雨生まれなんで」「雨をも味方につけちゃうってところありますよね」「雨でさえちょっと好きにさせちゃうっていう」

風っち、そのポジティブな言葉を、聴いてたんだよ天は。「ふむふむ、風よ、そなたがそう言うなら私は最高の味方になってあげよう。当日を楽しみにな」

あああ!やっちまったなぁ風っち。天は何かやるつもりやで!

天の使いであるカラスも様子見に来て。ちょっとビビってるけど、大丈夫。風っちを守る気しかないんだからね。

 

7月16日、キービジュアルの撮影からスタート。ダチオ監督の『20210716→20210904 やる。』の意味はこれだったんだな。

しっかり、ヘアメイクさんもスタイリストさんも付いてた。当たり前か。風っちに関しては何かカジュアルなふうに思ってしまうけど、実はきっちりしたプロジェクトなんだよね。

大粒の強い雨が降る下見の日。もし本番がこの天気だったら、どうなっていたんだろう…。中止を決めるのは誰だったんだろう。

 

うどんを食べる風っちとずっずさん。いや、あの量の天ぷら食う? 食べ物を前にすると子供の顔になるの何なんw。可愛い過ぎる。そして、麺を啜(すす)れない現代っ子。(俺は啜れます)

ピアノの前でも、ソフトクリームかな、食べたりして。そんな姿を見ると、小さな頃からオヤツを食べるのもピアノの前だったんだろうなと。普通はピアノ前に座って飲み食いしないよ。でも風っちはずっとピアノの前で過ごしてたんだな〜と思う。

 

ザベスさんは走る風っちがお気に入りだよね。ファンが「汗かき風見たい」なんて言ってたから、見せてくれたんかな?うっすら首元に汗をにじませた風っち。顔を紅潮させながらも、ベタベタした感じにならない、さらりな汗。うん…汗でさえ美しいと思います、はい。←もうヤケクソ

 

ピッカピカのYAMAHAのお姫様が。まさかびしょ濡れにされるとも、太鼓代わりに叩かれるとも知らず、高貴なオーラを放っている。神妙にお辞儀してるお兄さんが、あんなことするなんてね…ごめんよお姫様。

 

リハの夜の花火大会。映画のワンシーンだよ。ダチオ監督、MVもあるんすか? 見たい見たいな〜。転調して踊りまくる『燃えよ』にピッタリ!男だけの花火大会、エモい。笑

 

本番前にもスタジアムを走るチーム風。これならOKという天候だよね…天の計画も知らず、みんなホッとしていたかも。

一瞬映るシャワールーム前の風っち。んと、その続きを見せてくれてもええんやで、ザベスさん。しかしヘアバンド取るだけで絵になる男。

 

いよいよ本番のピッチへ。ずっずさんが背中をぽんぽんぽんぽん。4回? Free かいな?(多分違う)

サッカー、スポーツ選手にとっての聖地。神聖な場所へ、敬意を込めて礼を。この折目正しいお辞儀が、This is 藤井風だね。

 

本番が終わって、「自由を感じた?」とのザベスさんの問いに「あんな土砂降りの中、ピアノ弾けることがまずすごい自由でした」「あんなん…大丈夫やろうか、でも誰も来んてことは、自由にしていいってことなんやと思いながら」「雨の中でやるっていうのは自由」

 

はい、天はしたり顔で微笑んでおりますよ。

「風よ、最初はGOサインが出るよう小雨にしておいたよ。それから、ちょっと強めの雨にした。やりにくかったかな?でも楽しかったろ、雨の中なんてあり得ないと思いながら、楽しんでたやろ。子供の頃、雨に打たれるのは楽しかったはずや。今日は子供に戻ってほしかったんや、子供のように自由に。みんなが楽しんでる風を見て、ホントに自由やな〜と思ってくれるように。

で、終わりには雨をほとんど止めたよ。カラスやら小鳥たちが拍手したいって言うからね。あの子たちの歓声、聴こえたやろ。みんな喜んでたで、最高!藤井風最高!って。どや、私の演出、えかったろう。

完璧な環境でのLIVEは、これからいくらでも出来る。今回は二度と見られないステージを、みんなに贈りたかったんだよ」

と、なぜか関西弁混じりで天からの声が。「計画通り」(ニヤリ)な天の配剤でありました。

 

ドキュメンタリーの最後は、、、なぜこうなる?なオチが。ウソでしょ×3 と叫ぶザベスさん。英語字幕だと「ウソだと言ってくれ」になってて笑った。

何もかも、最高過ぎるよ!藤井風っち。

 

あれだけのLIVEをやり切って、それでもめちゃめちゃ平常心。普通にスタッフさんと談笑してるって凄いよ。気負ったり、無駄な力が入ったりしない、自然体そのもの。誰もピリピリしない、腫れ物に触るような態度は皆無。

歌っている時、演奏してる時には、身の内で鬼神が暴れてるかのようなパフォーマンスもあるのに、常に素の自分を見失わない。天才にして、普通の青年。優しく純朴な、人間・藤井風。大好きだよ、風っち。

 

頭の中を『燃えよ』がぐるぐる。踊りたくなる曲だよねー! 秋に向かって、夏の疲れをとっぱらって、風っちの曲に鼓舞されながら進もう!