藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

ずっずっち(泣)

タイトル、フザケてるみたいですみません。人生の大先輩に失礼なんだけど…でも、心からの敬意と親愛の表現っす。ずっずさんの存在がありがたくて尊くて、泣かずにいられない。

以下、我ながらウザいです。ずっずさんのDiaryで泣ける人以外にはオススメできまへん。お許しくだされ。

 

金曜の夜、線香花火みたいなDiaryが届いた。静かな語り口。さり気なくも丁寧で行き届いた文章。何故だろう、ほんの少しだけ切ない。あんなにも偉(おお)きな成功の後は、最高の高揚と同じくらいの寂しさを感じるものかも知れないな。

『つづく』がショックで、思わずおーい!と叫んだけど、喜びが続くんだなと思い直した。いくらでも大長編希望!お願いします。

 

始まりは3月。長い閉塞感の中で暮らす子供達や学生達を思い、風呂に浸かりながら発想した『藤井風にしかできないこと。風だからやる意味があること。』

藤井風は社会貢献をする人だと、本人もチームも決めているのが凄い。芸能人とかスターだとかの前に、この社会、世界に貢献したいと考えている。その思いを突き詰めた時、『日産スタジアムの天然芝の真ん中で、ひとりピアノを弾いて歌う風の絵』が浮かんだと言う。

 

日本一の会場で無料ライブなど、そんな大それたことを、風も思いつく人間でもない、自分もまた思いつく人間ではない…と。

それなのに、ずっずさん、藤井風をどれだけ信じてるんだよ。風ならやれるという絶対の自信。藤井風が自慢で自慢で大好きで、みんなに聴かせてあげたくて仕方ないんだね。風っちなら、歌でピアノで人を励ますことができる。人を自由に、解き放ってあげられる。藤井風の「力」への確信。ねえ?マネージャー冥利に尽きるよね。風っちもタレント冥利に尽きるよね。…また泣ける。

 

『風の歌、言葉、考え方、振る舞い、普段から身近で感じているからこの発想に至っただけで、風のマネージメントに携わらせていただいていなかったら、思いつきもしなかったと思います。』

泣くやん。こんなこと言われたら泣く。こんなふうにマネージャーから思われるタレント(この言い方もちゃうけどさ)って、どんなにステキな人間なん? 一番身近で見てる人に、こんなふうに思われるなんて。風っちが素晴らしいし、それを分かるずっずさんがまた素晴らしい。なんて麗しいふたりなんだ。

 

そして、次の言葉に殺られた。

『風じゃないと思いついていないのだから、この企画は風自身が考えたことと同じだよ』

夜中に心臓撃ち抜かないでよ!もうなにっ!こんな殺し文句ある? ずっずさん…やっぱり貴方は天才ネゴシエーターだ。腑に落ちたとか言うふたりが可愛いったらない。風っちだって恋に落ちたかのように、日産スタジアムに向かって走り出すしかないよね。

この、愛しかない言葉。愛しかないから、風っちには響く。あの素直な魂で、ずっずさんの思いを受け止めた。やろう!と。

 

一番根っこにあるのが「社会貢献」と「愛」だから、あんなにも感動を生み大成功のLIVEになったんだ。最初から最後まで清らかで高貴な空気感だったのは、風っちはもちろん、誰もが本気だったから。

エムスラ谷田塾長が当初驚いたように、藤井風の原点である「YouTubeの動画配信」を、本気でやろうとした。プロ達が集って、最高の配信をやるために全力を尽くした。チーム風になら、空前絶後、唯一無二の配信ができると。

 

あの土砂降りでも、誰もストップをかけなかった。もう風まかせ。雨だろうが何だろうが、あの藤井風を止められる人はいなかったはず。みんな心から風っちを信じていた。見事な技術(ウデ)を持つプロ達が、こいつはやり切るよと信じていた。

その信頼感が芝生の上に見えていたから、我々視聴者にも不安はなかった。ただ風っちの歌とピアノを安心して楽しめば良かった。一時はとんでもない雨だった(天の采配、ちとやり過ぎ)のに、ピアノ姫もずぶ濡れだったのに、心配よりも笑顔でいられた。自由で伸びやかで、圧倒的な音楽を届けてくれる風っちに満たされていた。

 

その俺らの幸せの、基となったのが、3月のずっずさんが見た「絵」だったんだ。基になるものが正しく美しい気持ちだったから、あの前代未聞のLIVEが成功したんだ。

そのずっずさんの、さらに基となったのは、藤井風の人間性と音楽。風という人は、どこまで凄い人なんだろう。

ふたりが見せてくれる「絵」は、本当に俺らファンに寄り添ってくれる。プロモーションとか宣伝とか、そんな分かりやすい目論見はなくて、ただファンが喜ぶ発信しかしない。ファンが何を喜ぶか、こんなに分かっているマネージャーはいない。ずっずさん自身が誰よりも風っちのファンだから、なのかな。

タレントとマネージャーの関係が美しいと、ファンは幸せだな。夢みたいな人間関係。もがいたりぶつかったり、さまざまに大変なことも、もちろんあるだろう。でも、稀有な人間である藤井風の一番近くにいる人として、ずっずさん、そしてコバさんは、俺達にとっても宝。本当にありがたい存在だと思う。

 

さて、続きを心待ちにしつつ、今夜も胸いっぱいで寝よう。18日土曜日はLIVEから2週間の記念日。早いなぁ。視聴は211万回を超えた。ずっずさんの誇り・俺達の藤井風に、何度でも乾杯!