藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

スペシャTV!

一昨夜は地震に驚き心配にもなったけれど、翌日には都内某所で撮影の目撃談が複数上がり、ホッと一安心。何の撮影なのかな、また楽しみが増えた。😊

とはいえ、被害を受けた方々、帰宅や出勤に苦労された方々には、心よりお見舞い申し上げます。皆さま、どなたもお気をつけて、どうか無理せずお大事に。🙏✨

 

今夜は、“Free”Live 2021を特集するSPACE SHOWER TVを視聴した。以下、その感想を。ただし録画はしていないので、記憶とメモだけを頼りに書いているため、発言などは正確ではなく、大体の意味だと受け取っていただけると幸いなり。

ネタバレなので、視聴前という方はご注意くだされたく。

 

 

いやーー最高!!!!!

あっという間の1時間。新たなインタビューも含め、風っちの魅力がダダ漏れ。力強いのに儚げで、信念のかたまりなのに、ゆるくあろうとしてくれて。こんな男がおるんやでーー!と、スタジアムの真ん中に立って空へ拳(こぶし)を突き上げたい。

2021年9月4日。雨の中、たったひとり、ピアノを戦友に魂の限りをこめて歌った男がいた。みんなに自由を体感してほしくて、雨という不自由ささえ味方に、ギフトにしてみせる男が。

 

ダチオ監督の再編集がたまらん。この番組に提供するまでは、独り占めだったんだよね監督! あれもこれも宝物の、風っちの表情。公式映像とは違うアングルもたくさん。胸を鷲掴みされるシーンがいっぱいだった。

 

ライブ映像にインタビューが差し挟まれながら、番組は進んでいく。

【★の部分がインタビュー】

 

芝生の整備をする係員さんの姿から始まった。そう、芝生を大事にしなければというのが、ずっずさんの基本だった。多くのスポーツマン・ウーマンたちの汗を吸った芝生。スポーツの聖地であるこの芝の上へ、風っちも敬意を払い、深々と礼をしていたよね。チーム風の気持ちを表すシーンからのスタート、GJ。

 

★今回のライブはマネージャーのアイデアだった、最初聞いた時は何を考えとん?と。しかし、動機がひたすらピュアだった。純粋な思いだったから、普通じゃないセラピーみたいなライブをと、わしも思考をシフトチェンジした。ひたすら感謝の気持ちで、皆さんの純粋な思いを背負って、自分にできることをやろうと。

 

夏の香り』から『きらり』へ。壮大なブレイクの後、カメラ目線でにっこり。あーあ、こんな顔をいくつもいくつも、ダチオ監督は独り占めしてんだぜ。くーーっ!!(なぜ悔しがる)

 

★そう、最初の下見は誕生日だったんだよね。

トラックに出たら熱気がすごく、暑かった。(俺も熱気の心配ばかりしていた)しかし風っちは、ポジティブな波動をもらった気がしてたと。デカイのに近くに感じる。ただ、ずっとピアノ弾いて動かないイメージは無かった。ただの(普通の)ライブにはできん。魂をこめてやらんと届かない。

 

『Heal The World』の曲紹介が始まり…みんなの叫び声が聞こえた気がした。俺もトリハダ。まさかの感激。ありがたやスペシャTV! 

いや〜素晴らしかった。ダチオ監督のアングルは『2』と書かれたゲートを風っちの向こうに映していた。『2』…Michaelと風のふたり、だよね。ふたりが共演している瞬間を映してくれたんだと受け取ったよ。

 

『燃えよ』のカメラ目線にもドキドキ。アウトロはもう平常心では聴けない。3曲目に新曲を持って来た構成が、改めて秀逸だったなぁと思う。

 

★前日、ピアノの搬入。美しいピアノだな、本当に。

ピアノを見た感想は?…かわいいなと思った。この子が一緒に野外で頑張ってくれるんだと思ったら、愛おしいと。戦友のような、仲間意識が生まれた。

内容も自分ひとりで考える時間を与えられ、最初と最後の曲順から決めて。アカペラで駆け回りたい、寝そべりたいも当初から頭にあった。ゆるさというコンセプトもあったので。

 

『優しさ』この時が雨のピーク。ザーザー降り。その中を駆け回りながら歌う風っち。あのビーサンは歩きやすいとは言えないのに、よく頑張ったよ。

何度も思うけど、ひどい降りなのに、なぜか顔が濡れないという…何なんw いやマジで何なん! ピアノは拭き拭きおじさんが来てくれたけど、風っちは一度も顔はおろか手も拭いてないよね。ホントに不思議。何かの奇跡を見ている気分になる。

 

★「無観客」と決まった時、自分の気持ちはあまり変わらなかった。YouTube配信があるし、より平等になって、むしろやれることも増えるという気持ちだった。

8月15日、2回目の下見。本格的な大雨。でもまだずっずさんも俺らも「晴れ」を信じてたな〜。笑

 

「深呼吸しようか」からの『帰ろう』 髪に雨粒がキラキラ、かわいい表情で歌うのを見ると、歌詞の内容と相まって、マジ天使やと思う。お兄さんのような弟のような天使。ダメだ、これ以上考えたらアカン!

 

★心がけたことは?…緊張せんように。ゆるくあろうと。自分を解放する、Freeになっていくプロセスは見せられたかと思う。

一体感はあった?…シェアはできたかと。同じものを共有できて、少しでもひとつになれたんじゃないかな。

 

『青春病』 ドローン撮影が圧巻だった、このライブの白眉と言える曲。よく味わえばシビアな歌詞だけれど、軽やかに歌う風っちが、まさに青春を体現するようだ。ちょっぴりドローンの動きを気にする様子もかわいい。YouTubeの映像では、ドローン撮影部分の画と音が若干ズレていたが、この映像では解消されていた。監督、チーム風、さすがっす!

スタジアムの外が映った瞬間の開放感ときたら! パーッと胸が広がる思いがした。これこそ、チーム風が俺らに贈ってくれた美しいギフト。広いスタジアムの、その向こうの更に広い広い世界を、俺たちは生きていくんだ。風っちの歌を抱きしめながら。

 

★音楽で寄り添いたいな、と思って来た。音楽をきっかけに変わってほしいというのはおこがましい、聴く人に任せるしかない。自分が必要としてること、言ってほしいようなことをシェアできる人がいるかも知れない。聴いてくれとる人の人生がポジティブな方向に向くようなものであり続けたい。

 

『何なんw』 弾き始めから、ヘン顔する気満々やん! みんなを笑顔で帰したいんだね〜。そのためなら白目にもなる。

最後の挨拶をしてからのショットが見たかった!やっぱり両手を振ってくれてたね。それからなぜかペンギン? 飛行するようなポーズで。飛べるくらい自由になれたね!ってことで。

 

★雨で良かったなって思うくらい。雨もギフト。

ピアノはちょっとかわいそうだったけど、無事で、ここにこうしていてくれるんで、ありがとうって感じ。(一緒に映っているピアノを愛おしそうに見る)

 

YouTubeアーカイブとはまた違う、ダチオ監督渾身の再編集の魅力。いつも変わらないのに、いつも新鮮さを感じる風っちの言葉、そして表情。相乗効果が嬉しい番組だった。

またきっと再放送があるはず(要望するぞ!)なので、それを楽しみにしよう。

開放であり解放であった “Free”Live 2021。風っちとチーム風が全身全霊で届けてくれた魂の自由を、決して忘れない。

 

SPACE SHOWER TVさん、イケボでインタビューをしてくれた飯室大吾さん、ありがとう!!