マリンメッセ福岡2日目のライブに参加して。
記憶とは何でしょう？という記録である。笑
⚠️ネタバレ⚠️も含むので、読まない方がいい人には申し訳ない。大した内容じゃないけどね。むしろ読まないで。ヒドイ内容っす。
朝からいい天気だった。10時頃グッズ販売の列に並んだ時点で700人と係員が言ってた。すぐにどんどんどんどん増えてった。1時間早まって物販開始。12時過ぎには買えた。
並んでまで買うハメになるんだな俺も…友人Aは「少しでも貢ぎたい」とのこと。マジか。「だってアプリも無料なら全ての楽曲も無料で公開なんだよ、どこで儲けるん？」ん…まあな。でもそんなに貧乏扱いするこたぁないやろ。しっかり稼いでるはずやで、いくら何でも。と言っても聞こえてない。「せめてグッズくらい全部買わせていただきたい！」（泣くな）
てことで、俺も付き合って並んださ。まあ男もそこそこ居たので良かった。しかし、ようこんな難行苦行するな、推し活は修行やな！ 未経験だから、ある意味新鮮ではある。
…てなことを書いてるけど。グッズ買ったのは確かに覚えてる。その後一旦ホテルに戻りランチして、着替えた（グッズTシャツに！）ことも覚えてる。
入場して席に着き、時々『きらり』がVEZELのCMと共に流れてたことも。
やがて暗くなり、音楽が流れてきた…。
『風よ』だ。歌ってない、サックスだ！サックス吹いてる。
本物…。生きて、る？ 生きた人間に見えるような、見えないような。藤井風とそっくりな藤井風？ 何を言ってるんだ。落ち着け。…夢でも幻でもない、現実に生きてる人だ。サックス吹くには頬がふくらむ。ふくらんでるよ。どうしよう。細くて長い指。…どうしよう、本人だ。
そっからまとまった記憶なし。曲順を記憶しようと構えてたのに、全く覚えてない。
記憶にあるのは、歌ってたこと。ピアノ弾いてたこと。ショルダー・キーボードも弾いてたな。カッコよかったー！ 何よりむっちゃ踊ってた。「ダンサー藤井風です」なんて言ってた。最初のMCで「今日は特別…」（キャー！）と言いかけて「いや、何も言うてませんよ」と、とぼけてた。時間が近づき「関東圏でしか見られないCMを一緒に見ましょう」と言いながら、30秒前に慌ててスマホを出してツイートしてた。
『燃えよ』のパワーに撃たれた。『旅路』の歌唱が素晴らしかった。バンメンの3人がステキだった。真ん中に立つ藤井風は、すごく大きくて、男っぽくて、色っぽくて、最強の表現者だった。しゃがんだり膝をついたり、這いずるようなポーズになったり、腕を突き上げたり、飛び上ったり、全力で動き歌ってた。
残像だけが断片的に浮かんで、実体のある人を見ていた確信がない。
観客も（俺も）いっぱい両腕を振ったし、たくさんクラップしたし、マスクの奥で笑ったし、一瞬一瞬がキラッキラ✨だった。そんな記憶もあるのに。何もかもが夢オチみたいなんだよ。
友人もいた、ヤツは涙ぐんでた。やっと会えた、やっと生歌を聴けた、と。そうだよな、その通りなんだけど。
幻の大魚（笑）みたいな、目撃はしても捕まえられない存在。風っち、やっぱアマゾンの族長だったん？ 福岡まで来てみたけど、すぐアマゾンに帰るんだ…とか、もう脳みそが溶け出していく…。
福岡のスペシャルな思い出として、偶然にも24日公開のCMとMVを鑑賞できたことで、逆に確かなはずの記憶が映像に上書きされたような気分。
一緒に見るったって、ステージ上からはスクリーンも見えないし。風っちは観客を見てたような気がした。MVの時はスマホの画面を見てたのかな。
あーあ、我ながら頼りない脳みそよ。悲ちぃ。
どうやら、風っちと同じ空気を90分か100分ほど吸ってたことは間違いないらしい。…何かの薬物でも混ざった空気だったのかな。（ウソです）
俺だけがアホな夢見てたみたいだ。
風っちが、あまりにも突き抜けたパフォーマーだったから。パフォーマンスに幻惑されたのか。
パフォーマンスを追い切れず、掴み取れず、煙のように消えた気がするのか。
ピアノと歌だけじゃない藤井風の振り幅に驚く小さなコドモなのか俺は。そんなに虚弱なハートか。
年下だと、かわいいと思ってた子が、すごく大人の男だった。そんな驚きに戸惑ってる気分。
とっ散らかったまま書いて、エライ迷惑だよね、すみません。
今、頭にあるのは、CMのナレーションが良かったってこと。大好きだ。笑
ソフトないい声。岡山弁を出さないなら、どんな演技もできそう。CMもMVも完全に役者。どこまで行く…行ってしまうん風っち。まだまだ風っちの全体像を感じ切っていないのに走り去ってしまうみたいで、ちょっと不安なんかな俺。ダメやで、もっと強くならないと。
今夜はこんな感じ。やっぱダメダメだ…。
めちゃくちゃ楽しかったし、笑ったし、幸せだったのに、帰宅してちょっと落ち着いたらこんな気持ちになるとは。
好き過ぎて不安になるって、中学生の初恋か。
はーー切ない！
