藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

歌のちから【追記あり】

この記事の内容は、以下の3点です。よろしく。

① コメント欄の問いへの返答

MISIAさんの『Higher Love』

フジファブリック若者のすべて

 

① コメント欄の問いへの返答【追記あり

前回の記事で触れた「女子化写真」の情報源について、質問をいただきました。

maさんへ。

俺自身、情報に疎い人間なので教えられるような立場ではないのですが…。

まずは【Instagram】【Twitter】【YouTube】で『藤井風』を検索し、本人の公式アカウントをチェックすればOK。

もちろん【公式アプリ】もダウンロードして。全部無料なのでありがたいです。

女子化写真は、Instagramの本人のページにあります。ぜひ楽しんで!

 

【以下の文について誤りがあるとの指摘を受けました。

最初に投稿した時には、転載とともに加工についてもOKと書いていました。が、それは俺自身がどこかで「加工も可」だと読んだ気がしたためで、公式アプリ内では加工については触れていなかったので、加工という文言は削除させてもらいました。

個人的に、加工について指摘してくれた方には連絡をして、互いの間では解決しましたが、その後もSNS上で言及されている方があると知りました。

藤井風本人、あるいはスタッフがあげている写真や動画の扱いについて、公式アプリ以外に何らかの正式な見解が存在するのか否か、俺は承知していません。ご存知の方がいれば、どこかでご提示いただけるとありがたいですが…。

今回書いたことに対しても、「加工はダメとは言われていない、あまり窮屈に考えるのは藤井風本人のためによくない」という趣旨のご意見、「関係者があげた写真でも“転載禁止”と書いていないものは転載してもよい」「加工も転載もよろしくない」等々、さまざまな観点からの意見も届いており、「訂正せよ」と言われても、何をどう訂正すべきなのか理解が難しい。

俺の書いたものは誤りが多いと言う人もあり、どこがどう誤りなのか、正直よくわかりません。法律的解釈と『風ルール』がイコールではない部分もあると思いますし。

ただ言いたかったことは、ファン初心者の方に対して(俺も初心者として)良識のあるSNS上の行動をしよう、という点でした。が、それも多様な意見があるようです。

現時点で明確なのは、公式アプリに書かれている『転載はよいが転用はダメ』ということだけです。

それ以外は、俺の個人的見解であり、全く信ずるに足るものではありませんので、確実なことのように受け取られた方がいたら申し訳ありません。

それぞれに考えがあり、判断があると思いますので、現段階では確定的なことは何も言えません。

以上、追記(12月6日)しておきます。ご迷惑をおかけした皆さま、大変すみませんでした。】

 

ひとつ注意点として気をつけたいこと。

藤井風が公式にアップしているものは、ファンが転載をしてもOKだけど、藤井風以外の人がアップしているものは不可。

例えば、共演者や関係者が風っちとの写真を上げているとする、それを転載するのはNG。

風っち自身が公開したものでも、Instagramのストーリーズや期間限定と示されたものは、いずれ消える前提なので、転載してはダメ。

あと、転載はOKでも転用はNG。転用とは、公式アプリ内の写真や文章を利用して、例えばTシャツやステッカーを作り配ったり売ったりする行為。

つまり、自分のSNSへの引用や転載はいいが、物品を作ったり販売したりはダメということ。

ファンを信頼して、許してくれている部分に感謝しつつ、甘え過ぎてユルユルにならないように、自覚が求められるところ。

自分で発信しない人は気にする必要はないけどね。それでもルール違反を目にすることがあったら、悲しいよね。

『チーム風』のルールを守って、より清々しい “風活” を楽しんでくださいね。

ファンのものも含め、山ほど画像はあるので、疲れない程度にゆっくり見るといいと思います。笑

 

MISIAさんの『Higher Love』

YouTubeの「THE FIRST TAKE」第173回に、MISIAさんが『Higher Love』で登場。

藤井風初の提供曲。アルバムには豪華なタイアップ曲が並ぶのに、風っちの曲がリード曲として推されてるという現実。そりゃ風っちも🥺な顔になりますわ。(ストーリーズにあげた時の顔)

まさにMISIAさんのために作られたとしか言いようのない曲。MISIAさんの歌唱力を最大限生かし、彼女から溢れる豊かさや温かさを余すところなく描き切っている。

現れたMISIAさんは、そのまま『燃えよ』MVに出ても違和感なしの衣装。女神として、王様さえ従えそうだ。笑

ピアノは大林武司さん。高名なジャズ・ピアニスト。MISIAさんとは息ぴったりで、最初の「何か弾いてもらっていいですか?」に即対応する一瞬からシビれた。さすがの2人!めちゃカッコいい。

大林氏のピアノは、煌(きら)びやかで華やか。ジャジーで粋な音。MISIAさんの強い声をより強くするような音。

音源で聴いた風っちのピアノとは違うテイストで、ピアノによってこんなに変わるんだなぁと感じた。

風っちの音は、MISIAさんの声に対して、そっと控えめに寄り添っていた。優しく、清らかで、儚いほどにロマンチック。ピアノの音だけを追うと切なくなるくらいに。コーラスでは力強い声を響かせているのにね。どんなにでも強く弾ける風っちが、天使の囁きのような音で。

俺は澄んだ音色の風っちのピアノが好きだけれども、大林氏のピアノも、もちろん素晴らしいものだった。

歌い終わった後のアドリブも、マジでカッコいい2人。最高だよね、アーティスト同士の信頼感。そこにある緊張感。MISIAさんが小さく「Higher Love」と呟いて終わった時、歌への愛情に溢れた顔が美しかった。

目を閉じて聴いたエンジェル・パート(風っちはそう言ってたらしい)、いわゆるホイッスル・ボイスのパートは、金色の光がパーッと射し込んでくるようだった。声が金色の光そのもの。そこに舞う天使の姿が見える気がした。

あのホイッスル・ボイスは、最初MISIAさんがアドリブで歌ってみたもの。するとプロデューサー・風が「実はあのパートは、エンジェルが飛ぶイメージをしていた場所だから、高い声で歌うのがとてもいいです」と。必ずその声で歌うよう、何度も何度も言ったらしく、風くんがそう言うなら、きっといろんな人に愛してもらえるのかな?…と思って入れたのだと。(以上の情報はMISIAさんのラジオより)

プロデューサーとしての風っちの凄さを改めて感じるエピソードだよね。

 

先日YouTubeにアップされた『come again』のMashup動画も、ひとりで撮影したものだという。

あまりにシーンが変化するので、てっきり誰か撮影者がいるものと思ってたけど、確かにカメラは固定されてる!動いてるのは風っちの方。ひぇぇーー!この大作を自分だけで撮ったんか!

驚愕である。自己プロデュースも天才だった…提供曲でもその才が輝かないはずはない。

MISIAさんの圧倒的な歌のちから。風っちの圧倒的な楽曲プロデュースのちから。重なり合って何倍ものパワーを持つ曲が生まれた。

崇高で浄化作用のあるこの曲が、まだまだ続くコロナ禍の世界を癒してくれる。今の世界が必要としている曲を生み出してくれた、MISIAさんと風っちに感謝しかない。

 

フジファブリック若者のすべて

昨夜、地上波でハリー・ポッターを放送していたので久々に観た。TVをつけたままにしていたら、『若者のすべて』が聴こえてきた。え?と思って見てみると、フジファブリックの3人がゲスト出演していて、志村正彦さんの声と共に歌い、演奏していた。

俺が『若者のすべて』を知ったのは、風っちのYouTube。ピアノで “花火” を表現しながら歌う姿に感激、そして曲の素晴らしさに打たれた。

来年度の高校音楽の教科書にも採用されるという『若者のすべて』。夏の終わりの切なさが胸に沁みる名曲。

フジファブリックについても、風っちの演奏に触れなければ、知らないままだった。

29歳で急逝された作者の志村正彦さんを思うと胸が痛い。その志村さんを亡くしてもフジファブリックを続けている3人のメンバーも凄い。どんなに苦しかったか、今も苦しいか…それでも、失っても失わないために続けているんだと思う。志村さんを忘れず、共に生きるために。

志村さんをリスペクトした風っちの歌声。この曲が持つ大切な何かを、俺は風っちの歌に教えられた。

その大切な何かが、TVの中から確かに聴こえていた。美しい時間だった。志村さんに届いている、志村さんも仲間を祝福していると思った。

 

風っちのYouTubeで、知らない曲ばかりを教わった。リアルタイムで聴いたことのある曲は、ごくわずかだ。それなのに、風っちの演奏と歌で知った曲が、今自分の魂にストンと収まっている。結局、選曲が秀逸なんだよね。美しく強い、魂に添ってくれる曲ばかり。

すべてがプロデューサー・風の才能なんだろうな。

 

歌にはちからがある。自分が最もちからを感じるのが、藤井風の歌であり音楽だ。そのちからに、これからも満たされていたい。

風っちの作る音楽は、風っちそのもの。全人格で、全身全霊で、俺らに大切なものを贈ってくれる。

その音楽に、歌に、満たされていることに感謝して、今日も生きよう。