藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

一日一善

なかなか、一日一善の実践が難しい。

一日三悪とか(笑)やってる気がする。他人の悪意や攻撃を感じると、誰かにではなく自分自身にとって悪いことをしてしまう。つまり、負の気持ちの穴に落ち込んでしまう。落ちると、這い上がるのに時間がかかる。

一日一善は、人のためより、まず自分のために実践しなければ。自分の魂にとって善なることを行うんだ。…と今日も言い聞かせていたら。

 

まさに、風っちが、それを実践してくれたよ。インスタに上げてくれた写真、コメント。

 

知ってる人は知ってて、知らない人はあまり目に入らない。それがネット上の情報。

だから知らない人は、今まで通りスルーが一番。最も平和で賢明な在り方。

だけど、たまたま目にしてしまった人は、一日モヤモヤ、イラッとしてたかも知れない。

それに対する風っちの答が、あのインスタだよね。

いつも通りの、三段落ちみたいな(笑)白目顔。サービス満点。何も変わらへんで〜、笑ろていこうな〜って言ってくれてる。

「i don’t care, I LOVE IT」

気にしないよ、愛してる。

ワシは構わんで、ええじゃないか。

何と訳すも自由かな。笑

とにかく、風っちはこだわらない。何が来ても何が去っても、藤井風自身とは無縁な騒ぎ。振り回されることはない。

 

ねそべり紅白の書初めで『藤井微風』を書いてくれた時「風というのは、いろんな思いをする、良い事も悪い事もあると思うけど、みんなに気持ちよーい!って感じになってほしいから、そよかぜ」というふうに語っていた。

風には、良い風も悪い風もある、確かに。みんなをホッとさせる風もあれば、苦しめる風もある。春風、北風、暴風、微風。

いろんな風が吹くことを知っていた風っち。覚悟していたのかな。それでも、ファンのみんなには「そよかぜ」を送りたいと。我々を「心地よく、盛り上げたい」と言ってくれた。

だから、不快な風が吹いた時、俺らがやることは、その風と戦うことじゃない。心に風っちが送ってくれた「そよかぜ」を、しっかりと吹かせること。そよかぜで、自分の心を満たすこと。じゃないかな、と思う。

 

えーと、もしかして話が見えない人のために書き添えるなら、11日付ネットニュースに、写真週刊誌の記事が掲載されたのだ。風っちの私生活について、ごく軽い内容の記事が、盗撮写真(普通に歩いているだけ)とともに。

俺も昼前に気づいて「まぁ、そうなるわな」と思って静観してたけど、先程見たら500件を超えるコメントが付いていた。

ゴシップネタがあるわけでもない、ただ話題性だけで藤井風を張ってみました、という記事なんだけど、コメント欄には「私生活に踏み込む記事はやめて」「風さんのことはそっとしといて」「盗撮なんかしないで」と、風っちの生活を乱さないでほしいというファンの強い思いが溢れていた。

もちろん、ファン以外のさまざまな感想や意見もあるにしても、ほとんどは「とにかく、藤井風を写真誌に載せるな!」の一心だと思った。(ただ、俺も一部を流し読みしただけ)

 

コメントした人の気持ちは共感するばかりだけど、「やめてくれ」と言ってやめる相手かどうか、ちょっと冷静に考えてみよう。

記事を書き続けるかどうかは、記事に対する反応で決まるんだよね。その場合の反応とは、反響の内容ではなく「数」。何人が読んだか、何人がコメントしたか。記事元が見てるのはそれだけ。

だから、やめさせたいなら『ガン無視』しかない。完全スルー。

だけど、藤井風という存在に対し、今は書かないという選択は難しいだろう。これからもアレやコレや書かれるだろう、盗撮もされるだろう。

そんな状況が見えてたからこそ、『微風』だよ。みんな、怒らず、悔しがらず、心配せずに、風っちが願うような『そよかぜファン』でいよう。

 

俺もつい覗いた記事だけど、あんなものは見てる時間が不毛なだけ。でも、推しの記事が出ていて全く見ないっていうのも、人間の生理として難しい。だから見ても仕方ないけど、反応するのはやめよう。軽く流して、サッサと忘れよう。

何か言うべきことがあれば、公式スタッフが対応するから、ファンは静観していれば大丈夫。

 

一日一善を願う人もいれば、真逆な人間もいる。自分はどっちだ? と問いかけながら、藤井風という明るい、揺るがない背中についていくだけだ。

 

えっとね、風っち、洗濯する時は衣類を裏返した方がいいと思うよ。特に黒い衣類は、黒いものだけで洗おう。笑

靴下なんか、必ず裏返してね! 匂いフェチなら喜ばしい結果になるはずだよ。

 

高校の緑ジャージ履いて、自分のベッドに腰掛けて、着倒したグッズTを着て見せてくれる紅白出場アーティスト。あははは!

愛さずにいられるか。こんなにありのままで、こんなに飾らなくて、誰よりも心広い男を。

まあ、だからこそ、みんな「この人を大事にしたい、大事にしてよ」と願うのだけど。でも風っちは、むしろ俺らを心配してくれてる。王様は何ものにも負けない人だよ。

ファンに、風族たちに、みんなも、どんな風にも負けるな!大丈夫やで、みんなは微風でいたらいいんやからな、と言ってくれる。

この王様の慈愛を、そのまま受け取りたいな。

 

真面目で真剣な風族を、心配してくれる王様。

俺たちに『そよかぜ』を送ってくれた意味が、新春早々に明らかになったね。

風っち、本当にありがとう!!