藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

芸術選奨

令和3年度・第72回文化庁芸術選奨の新人賞に、藤井風氏が選出されたとの報道が!

なかなか凄い賞だよ。椎名林檎さんだって「芸術選奨新人賞受賞」をプロフィールに謳っているくらい、特別感のある賞なのだ。

正式名称は『芸術選奨文部科学大臣新人賞』

 

あの赤い風っちは、事務所が出したん?笑

初めて見たぞ〜。ニュース記事で見た一般人はどしたんこの人?って思うぞ。ふははっ!

 

新人賞と言っても、かなり高齢の場合もあるようで、原則的には受賞時50歳未満とのこと。芸術の世界において“新人”は必ずしも年齢が若いとは限らないのだ。

 

11の部門に分かれていて、風っちが受賞したのは『大衆芸能』部門。歌手だけが対象となるわけではなく、落語家やお笑い芸人さん等の受賞者も多い。

いわゆる “歌手” の新人賞受賞者は、近年では5人のみ。(以下、敬称略にて失礼します)

平成20年(59回)椎名林檎

平成22年(61回)平原綾香

平成25年(64回)水樹奈々

平成30年(69回)宇多田ヒカル

令和2年  (71回)米津玄師

令和3年  (72回)藤井風

ね、すげかろう。これ以外の歌手は選ばれていないのだ。

ちなみに72回はこの前の『紅白』と一緒。色々なご縁が絡み合ってるよね、いい意味で。

 

このラインナップ、選ばれた時点で新人っぽいのは藤井風だけだと思う。

椎名林檎はデビューから10年目、平原綾香7年目、水樹奈々15年目、宇多田ヒカル20年目、米津玄師11年目。

芸術選奨の新人賞は、全くの新人というよりは、ある程度の実績があり、継続的な活躍をしている人が選ばれている。

間違っても「一発屋」的な人を選ぶわけにはいかない、権威を背負った賞なのだとわかる。それにしても歌手の受賞が少なくてビックリだよね。

 

そこにデビュー2年目、藤井風の受賞。どんだけ信頼されてるん。今現在の輝きと、同等以上の将来への期待が確定しているということだ。

 

毎年、活躍した歌手の中から選ぶわけではなく、さまざまな大衆芸能分野の推薦者の中から選出される。今年は新人賞に11名が推薦され、そこから第一次選考審査会で6名の候補者に絞られ、かなりの接戦だったとのこと。

風っちがまな板に乗せられ、あーでもないこーでもないと検討されたのか。笑

選考過程を読むと「いずれ劣らぬ有力候補が並ぶ中、演奏と創作の両面で類い稀な音楽センスを見せた藤井風氏が選ばれた」とある。

 

贈賞理由の文も、アツい文章となっている。😆

「(略)自作、カバーにこだわらず、いい曲を豊かな歌心と優れた技能でまっすぐ聞き手に伝えるという(略)ポップ音楽の美学を今改めて、フレッシュな感性で全うしようとする姿勢が爽快だ。(略)複雑化したシーンに文字通り新風を吹き込む存在として評価したい」

爽快な新風!!だよ、我らの藤井風っちは。

 

まさに新人であるのに、こんなにも評価されて。まあファンからしたら当然でも(笑)権威とは無縁な風っちを、権威が認めたという構図は、素直に嬉しい。カバーしていた椎名林檎さんに続く道に立った風っち。凄いことだよなぁと思う。

風っちへの評価には、12歳から続けたYouTubeへの動画投稿が下支えになっているはず。デビューしたのは2020年でも、音楽家歴は長いのだ。だからこそ “この人は続く人” だと審査員に安心をもたらし、受賞に至った気がする。

 

喜びのあまり、真夜中まで待てない俺。笑

毎日たまげる(魂消ると書く)ことばっかで、もうどうなっとん!!

誰や、『微風』て書いたのは!!😂😂

 

スゲーな、風っち。凄すぎるよ。

15日の受賞式には参加するのかな? スペシャアワードの日と重なってるけど。ま、どうなるかは分からないよね。

 

ずっずさんも喜んでるといいな。風っちが大変になり過ぎるって心配してないかな。

いつでも、ふたりが笑っていてくれますように。どんな評価も褒賞も、風っちの笑顔に繋がるものでありますように。

 

ファンの自慢はキリがないけど、芸術選奨もあれもこれも(笑)風っちは風のようにスルッと受け流して、感謝だけは忘れず、けれど執着はせず、自分の歩幅で歩いて行くのだろう。

なーんもブレない、一喜一憂しない風っちだから、どんな暴風の中でも見失わずにすむんだよ。ホントにありがたい。

 

芸術選奨というご褒美が、風っちの上にLASAカラーの紙吹雪となって舞っている。キラキラ。✨✨

風っち、おめでとう‼️‼️㊗️👏👏㊗️