『「damn」踊ってみたのに ☹️💦 』
このセンスが藤井風なんよなぁ…（好き過ぎる）
MVのスクランブル交差点シーン、栃木県足利市にあるオープンセットだったんだね。グリーンバックの様子もよく分かり、CG担当スタッフさんの仕事が素晴らしいことも実感。
シンゴ師匠と一緒に何度もリハ繰り返したんだろな。リハだっていうのに楽しそう。撮ってる側も楽しそうだし、ダッチ監督も笑ってるに違いない。撮影はずっずさん。その目線も愛のメガネかけてるに違いない。
踊ってること自体が楽しくて嬉しくて！って空気感を出せる藤井風よ。何でそうなん？ 周囲のみんなが嬉しそうで、その先には喜ぶファンの姿が見えるから、風っちも幸せそうなんかな。
仕事が詰まってたのもあるけど、MV見てから胸が一杯で、なかなか文章にすることが出来なかった。踊る風っち、演技する風っちが健気やな〜と胸に迫って。笑わせてくれようとしてるのに泣けてくるという、迷惑なファン。
加えて『grace』もCMで公開され、頭が整理できひん。学生達のフィルムもまだ見られない。たまにCMがTVから流れてくるとドキッとして泣きそうになる。民放をほぼ視聴しない自分が、無理に民放をつけてるのもキツイちゃキツイ。笑
妙にセンチメンタルになる、精神的秋バテ。大丈夫か自分？な数日だった。🥹
みんな『damn』何度も何度も観てるよね。俺も…でもあのMVは謎に満ちていて、正解な受け止めなんて出来そうにない。
今の時点での解釈をしてみるね。
足元から始まるシーン。絨毯に躓きそうになる青年、歩き方も長々と手を洗うさまも、ナーバスで不器用そう。それでも精一杯カッコつけてステージに向かうけれど、白けた客席、乗らない客の様子が気になってしまう。
このステージシーン、ドラマー役の人がヤル気ないふうに演じていた、と。そうなんだ。ステージ上のバンドメンバーもヤル気なし、観客も退屈、そんな人々が気になって自分らしくいられない青年。
ダメだこんなじゃ！と目覚めた青年。楽屋に戻り顔を洗う。手を洗った後には丁寧に拭いていた黄色いハンカチを、今度は捨て去るように後ろに飛ばす。こがーな場所、オサラバじゃ！
ステージから飛び降りて、俺の音楽が分からない、退屈な人々に別れを告げる。歌がつまらないんじゃない、受け取る側がサビついてんだよ！と言わんばかりに。
白い犬（まさに白けた客席の象徴か）はオマエ負け犬か！と吠える。
店から飛び出し、徐々に本当の自分を取り戻していく青年。青と赤と黄色。信号機の色。どっちつかずの中途半端な“黄色”は捨ててきた。
純粋だった“青い”自分が、世間に媚びて染まって、だんだん“赤く”なってしまった。本当の自分の色が分からなくなってた。信号機も色を示さない。全色が点滅するばかり。
赤だか青だかワケ分からなくなった自分の幻影（そんな不明瞭な自分、まるで宇宙人だよ）と踊る。
スクランブル交差点も迷いの象徴。どこへでも進めるが、どこに進めばいいのか分からない。
過去の自分を思い出していく。さまざまな夢や希望を抱いていた自分。心の中の高みを信じて、誓っていた自分。どこで見失ってしまったんだよ…。
だけど夢は捨てない、希望は失わない。いつかきっと辿り着く。俺は諦めない！
諦めない自分を取り戻したら、夢のステージが見えてきた。大きなスタジアム。ここで、満員の観客の前で歌う自分になる！みんな来いよ、この場所に。スタジアムに。
赤くなった信号機。世間がストップをかけたとしても、俺は踊り続ける、歌い続ける。赤信号のど真ん中で。誰にも止められない俺を取り戻したから。
damn！💩を踏みつけても…負けるもんか、クソッ。肥溜めに何回もダイヴしたアホな俺だよ、こんなのへでもねーよ。
いまいましい、犯人はあの犬やな。よし、ウンをつけてくれたと思おう。何もかもありがたし。damn！
藤井風には、まろやかな包容力と、同じくらい硬い生真面目さと、柔らかな茶目っ気と、赤ん坊みたいな愛らしさがある。その全部が、『damn』MVに表現されている。
風っちの全てを愛のメガネで見ている人達がつくるMVだから、カッコいいのに愛嬌たっぷりで、胸が締め付けられるのに笑わずにいられない。
結論、この歌い踊る青年を愛さずにいられない。
MVが出るたびに、新しい風っちに会える。新しいけれど、風っちらしくて。風っちのまんまで。
そして究極的には、楽曲の凄さが全てを包み込む。楽曲の良さ、歌声の良さが、愛すべき青年を高みへ高みへと引き上げる。
大笑いしながら感動するのは、音楽家としての力量が唯一無二だからだ。その才能をみんなが認め、惚れ、讃嘆しているからこそ。そこにあの比類なき容姿と性格、人柄が加わって。この世の奇跡としか言いようがない。
こっちも色々溶け出ても無理ないやろ？🫠🫠
素晴らしき『damn』MVに、改めて乾杯‼️
😆🥂✨🥂😍
