藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

名古屋2日目

行って来た。深く深く感動した。藤井風って凄いな。圧倒的に重くて、圧倒的に軽やか。

魂がぐちゃぐちゃに揉まれたかと思うと、光の洪水を浴びたみたいに浄化される。

初生風となる友人🅱️と同行。会場が近づくにつれ口数が少なくなる🅱️。緊張してんの?「ほとんど死にそう」だと。わはは😂

初めて乗るあおなみ線。次はレゴランド目的で来たいな。駅を出たらすぐライブ会場という立地は素晴らしい。

 

以下、まだネタバレはしたくないので、ごく簡易なレポのみ。

 

全面がアリーナ席と聞いていたけど、“ブリージア”という、ゆるやかなスタンド席が設けられていた。俺らはその席。いつも後ろが気になり座ったままが多い俺だけど、今回は座っていてもよく見えた。ありがたし。

🅱️よ、息してるか?「うん」←うわの空

もうすぐ風っち来るよー「うん」←眉間に皺

客電消灯。ザワザワ、拍手。来た来た!文豪だ。ゆるいキモノを着てお散歩してる風情がたまらん。

一気に空気を緩める。ほんわか。にこにこして、みんなに手を振って。

よく来てくれたな〜と互いに言い合っているような風っちと観客。

 

最初はピアノと藤井風だけ。ホントに風っちのピアノは絶品。ピアノという楽器の美しさに包まれる至福の時。

 

あらゆる瞬間が華やかで、燃えに燃えて輝いて、しっとりと胸を撃ち、なぜか懐かしい。

終盤の畳み掛けるような怒涛の曲目。これでもか!という盛り上がり。俺らの魂は飛んで行った。広い会場を自在に飛び回った。

強い体幹、強い喉。強い声。男神のごとく荒々しいのに慈悲深い柔らかさに満ち。藤井風の存在感は唯一無二。あまりに猛々しく、あまりに優しい。こんな人見たことないよ、ね🅱️?

 

🅱️は呼吸が止まってたらしい。『キレイなもんだけ吸って〜」で初めて息したと。いやいや(笑)大丈夫か。

もの凄く歌が上手い。上手そうに歌わないくらい上手い! ピアノも上手すぎて泣く。何て真面目で真摯なんだ、全身全霊で歌ってる、踊ってる。何で倒れないの? 『死ぬのがいいわ』でやっと休憩してるのかな。でもすぐ歌うし。

帰りの電車で喋り倒す🅱️。

約2時間、ずーっとずーっと一生懸命だったよ。風っちは一瞬も力を抜かないまま、走り続けたよ。声で、指で、ダンスで、笑顔で俺らを励まし続けてくれた。

こんなに一生懸命な人、俺は初めて見た。どうしよう、泣けてくる…。

名古屋駅で遅い夕食を摂りながら、🅱️はマジで涙ぐんでいた。

 

うんうん。そうだな、風っちの真面目さ、本気さ、強さにやられたな。

 

名古屋の夜、実に実に素晴らしい一夜だった。

🅱️がファンにならなければ、参加できなかったであろう名古屋公演。

風っちの凄さに改めて涙する夜になった。

 

ライブが終われば、スンッとした顔でオカザえもんの真似(目つきがポイント)してるし、誰より変顔🤪してるし、もうもう愛おしいぞ!笑

 

寒波襲来の日本だけど、胸の一番奥が暖かい。風っちが灯してくれた火が、いつまでも熾火となって消え残るから。