藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

熱風は続く

眠れないままに朝を迎えた。

NHKプラスで『tiny desk concerts JAPAN』を視聴し、その中から特別にYouTubeにアップされた『満ちてゆく』を観て、さらにMVも鑑賞。このローテーションの合間に「四月になれば彼女は」の川村元気さんとの対談を読み、21日21時からのオチケンさんラジオに出演!(風っちの出演は22時台)というニュースに喜んだ。

 

で、今朝になってネットニュースを眺めていたら『大谷翔平と藤井風が最強コラボ』という文字が目に飛び込んで来た。は?何?何!と読んでみると、大谷翔平さんが出演するCMのBGMに『Workin' Hard』が採用されたとのこと。今最強のコラボだよ!まさに。ワーキナってとこがまた嬉しい!

TVで実際のCMに遭遇できるのか(ほぼ民放見ないから)非常に心許ない僕ではあるが…ワーキナの素晴らしさが少しでも拡がれば幸い。ステキなコラボに乾杯‼️🥂✨

 

てっちんこと別所哲也さんのラジオも聴いた。別所さんのコメントに「かぜちんの今と繋がれること、本当に楽しみ…」とあったので、おそらくリモート出演なんだろうと感じていた。やはりまだ海外だったね。

相変わらずラブリー(笑)な2人。かぜちん、てっちんのやり取りが可愛いくてニヤニヤしてしまう。

基本的にてっちんは息も絶え絶え。あははは!自分以外の人が風っちに夢中なのって無条件に楽しい。笑

「今何をしてるかはまだ秘密、後でこっそり教えてあげる」ってなことを言って、てっちんをふらふらにする風っち。😵‍💫🤐

アジアツアーの思い出(出会ったもの)を問われて「フルーツ」をあげ(!)U.S.ツアーの“アポロシアター”に興奮するてっちんに、シアターの話ではなく「アメリカでしか手に入らないプロテインクッキー、美味しい」と。あはははは!最高だぜ風っち!!

 

思えば初めての武道館も全然場所に興奮なんてしてなかったよなぁ。日本のミュージシャンの聖地・武道館も、あのアマチュア・ナイトで有名な全米の憧れアポロシアターも、風っちにとっては他の会場と変わりない。

凄い場所だとは知っていても、だからといって気負ったり緊張したりするのは違う。ただ自分(たち)の音楽をやり切るだけ、という姿勢なんだよね。

 

NHKの『tiny desk concerts JAPAN』をインスタにあげてくれて、その文章は英文だった。主に海外fansへの発信の場合に風っちは英文にしてると思う。国内では終わった放送だけど、海外向けにはこれから放送になるから「シェアするのが待ちきれないよ」と書いてある。

 

どんどんと海外へ活躍の場を広げていく風っちだけど、「海外で頑張ります!(キリッ)」という“違う場所に行った”感は無い。

言うなら、里庄から東京に出た時だって、風っちの内面は何も変わらなかった。ま、外見は数年で大いに洗練されたけどさ。それでも素の藤井風は気取ったオシャレもしないし、昔のまんま。

今も、藤井風の生活も音楽も地続き。里庄から続き、東京から続き、一直線に繋がるちょっと遠くの地で、同じ気持ちで音楽と向き合っている。

 

1人のミュージシャンが世界に出て行くというより、風っちの中に世界があるのだ。藤井風が世界を包んでいる。その広い広い腕の中に地球はすっぽり収まっている。風っちは世界のどこであれ抱きしめて「かわいいかわいい」と地球を撫でている。そんなイメージ。

 

ホントに何も大それたことは考えていない、ただ自然体なだけの人なのに、無限大の大きさで僕らを包み、地球を包んでいる。生まれる前にインドへ旅していたことからも、本当に生まれながらのコスモポリタンなんだろうと思う。たまたま日本に生まれて、日本語の歌を作ってくれたことが奇跡だし僕らの幸運なんだ。

だからさ、日本にいない時も“地続きやん”と思おう。飛行機で行かねば、じゃなくて、ちょっと自転車で走ったら会える感じ。そんな距離感なんだと思う。思いたい。思わねば。😆

 

日産スタジアムの話題には「バンド…」とチラリ。あんたバンド言うたな!笑

U.S.ツアーはピアノと風、日産はバンド。「まだ何も決まっていない」とは言いつつも、バンドでやりたいっぽい風っち。何だか愛おしい。NHKの収録が終わった後で涙するくらい、コーラス含めたバンドが楽しかったんだよね。コーラスがあるといかに自由になれるか、風っちは知ったんだと思う。

真夏の日産。ステージ上も下も、みんな頑張ろうな!笑

 

爆風と熱風にヤられっぱなしの1週間。明日もオチケンさんのラジオがあるし、明後日には映画公開。

川村元気さんとの対談はもう少し咀嚼しようと思う。

ただ、てっちんラジオでも言ってたように『満ちてゆく』のブリッジ部分(間奏であり大サビ)を付け足したのは、川村さんの提案だったと。川村さんは尺の問題で言ったとしても、風っちも何か足りない気持ちを薄々思っていたので、すんなりとあの大サビが出てきたみたいで。いや〜さすが!

僕らは結果として最高のものを受け取らせてもらっているけど、そこに至る過程は、風っちも周囲の人々も、あらゆる大変さを乗り越えている。当たり前だけどその尽力に心から感謝したい。

 

もうヤケクソで、舞台挨拶中継つきの回を予約したよ。仕事なんか知らーん!😂

映画館に響く風っちの歌に身を浸す。うわ、幸せ過ぎて溶けるなよ自分。

 

ああ、楽しみは続く。幸せは続く。ありがたし。