藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

『V.I.P.』第二弾1️⃣

3月26日(土)スペシャTVにて、21時から1時間、22時から1時間、合計2時間の至福の時‼️

いやーー深い内容の特番だった。

昼間は春の嵐が吹き荒れた日本列島、夜は春“風”旋風が巻き起こったね。

弾き語る姿のカッコいいこと、監督を交えて話す姿のかわいいこと。

しかし、2時間見終わって、何かしら「モノの端っこ」をこねくりこねくりする姿が一番残ってるぞ!何それ!🤣

モノが無けりゃ袖口をぐにぐに。だから結果的に萌え袖になるんか。あははは

日本海と太平洋の区別もついてない。どこに運ばれたか分からずとも撮影には全力。そういう人に対し、周囲は過保護になるんよ。放っといてくれと言っても説得力ないんよ。ぬふふ 😂

真面目に話してるのに誰より笑かしてくれる藤井風。最高っす、何もかも。

 

LASAのカバー曲について、1時間たっぷり、演奏も挟みながら解説。スペシャTVでしか出来ない、そして藤井風以外には成り立たない贅沢な時間。画期的な番組だったんじゃないだろうか。

 

◼️Sunny

いきなり弾き語りで始まった!

“カバーオール” に衣装も合わせてる。柔らかな色合いがLASAらしい。

この曲は父上も兄上も好き。家族のルーツが反映されている選曲。

 

◼️No Tears Left To Cry

アリアナ・グランデR&Bの影響が感じられ、洗練されていて、すごく好き。

「この曲ピアノで弾き語りする人おらんやろう枠」だと。コーラスからの始まりは新しい試み、ハッとさせたかった。

 

◼️Hot Stuff

ミッチャムでかかると両親もノっていた曲。原曲のザ・ディスコから「ブルージーで気怠い枠」に。前半はオトナ、後半では抑えきれないディスコの熱も。

 

◼️Sorry

ポップな曲だけど、しっとりR&Bふうのコード進行にしたら面白いかもと「コード進行変えてみたくなった枠」。原曲より謝った感が強くなった。ここで使ったコードは手癖みたいなもの、青春病やきらりにも “使ってしまう” コード。

 

◼️Good As Hell

NYに行った時、フェスに出ているLizzoを見て、パワフルさに感動。それでなくてもアガる曲だが、ライブバージョンの“転調”を取り入れブチアガり↗️↗️の曲に。HEATツアーのライブ前のSEにも採用したのは、とにかくアガる曲だから。

 

◼️Just the Two of Us

80年代なのにオシャレなコード進行。YouTube動画からのファンが藤井風と結びつける曲。ファンの皆さんとの結びつきが強い。(ここで、ファンと言った後「応援してくださる皆さん」と言い直してた)ずっずさんが、これから担当する藤井風ですと人に紹介する時に、この曲か丸の内サディスティックのカバー動画を見せていた。

 

◼️Weak

死ぬほど好き。なぜこのコード進行に胸キュンなんやろと研究してたくらい。成人してから一番衝撃を受けた。90年代は憧れ。その時代の空気感がパッケージされている。YouTubeにも上げているが納得いかない部分もあり、今回はそのリベンジができた。が、まだ自分のものにならない。届きそうで届かない、一生歌っていきたい。「片思いですね」

 

◼️Overprotected

お姉ちゃんがブリトニー世代、その影響。サビがサビサビしてない(笑)のに、ド派手な編曲で全部がサビみたいな。歌詞にも共感。僕も過保護にされとる、放っといてくれ、という時もある。(何気になかなかの告白!😂)

 

◼️Teenage Dream

ここから、青春セクション。僕にとっての青春ソング。中学時代、「ケイティ・ペリーレディ・ガガはワシが輸入した」(ウソ)と言っていたことも思い出。青春の切なさを強調したコード進行にしたのがポイント。

 

◼️Eh,Eh

レディ・ガガはめちゃくちゃ特別。一番と言っていいくらいの衝撃を受けたひとり。MVが強烈なのにしっかりしたポップスで。明るいのに切なさを感じた秘密がコードにあった。コードで歌詞の意味を説明していると思った。TVにレディ・ガガが登場する時はセンセーショナルなワクワク感がある。自分もそうでありたい、記憶に残ることができたらいいなと思う。

 

◼️Circles

この曲も最近の青春枠。甘酸っぱさを感じる曲に出会えて嬉しい。ポスト・マローンは声がかっこいい。ズルい。(ここで日本中の男が叫んだ、ズルいのはアンタや!!と)一番歌い上げる系のカバーになった。アルバムのラストに相応しい曲。

 

話してる間、ピアノの前に座って、何もブツが無いので(笑)自分の膝をこねくりこねくり。膝を痛めたおじーちゃんか。

イケボかつ爽やかな飯室大吾さんのインタビューが素晴らしい。風っちもリラックスしている様子なのが嬉しい。

 

全体的にエモーショナルなカバー集になった、と風っち。1枚目のカバー集はルーツを、2枚目は感情を示すものに。終盤に行くにつれてエモーショナルになっていく体験を、みんなしてくれたら…。

最後に『Circles』の弾き語り。歌い切って終了。

 

見惚れるほどカッコいい風っちが、細く長い指、深みのある声、優しくて丁寧な説明、とピアノと一緒に『コード進行教室』を開いてくれた感。いやもうコードオタクとしか。 どこまでも深掘りできちゃいそう。

カバーする相手へのリスペクトも凄い。誰かを元気づける姿に感動して讃える風っちに感動する。

 

ピアノだけの弾き語りは寂しい気もするけれど、1枚目のカバー集を喜んでくれる人が多かったから今回も。ピアノと声だけの可能性も拡げたい、探りたい。楽しくもあり、寂しくもありって感じ。と語っていた風っち。

でもさ、ピアノだけって思えないんだよね。ドラムスもホーンもいるみたいに豊かで重層的な音と声。風っちはピアノの無限の可能性を、まさに現在進行形で示してくれる。

 

ごくかいつまんだレポで、行き届かないけど。MV特番については明日にするね。監督との話で新しい発見もあり、色々思うことがあった。😉

 

昨夜はずっずさんがdiary更新してくれて、まだまだ『LASAまつり』は続くと。何やら進行中の案件が複数あるらしく。

「まとめてかかってきなさい」だよ(笑)いつでも風っちの口ぐせ「アーライ」で受けて立ちますさ!

どんな風でも、幸せの風。「何にせよめでたい」を我が心の合言葉にして過ごそう。

今日もお疲れ様でした、風っち❣️