藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

Amazing Grace

推しが泣かせに来るんやもん。夕方、仕事関係の企業の屋内駐車場にいたんだよ。車を出す前にメールチェックしたら、何かキテる〜!

嘘だ、静かに寝てるハズの人が…と思いながらインスタ開いたら。

公共の場で泣かすのやめて。病衣の胸元とピアノと指だけ。あ、いつものタオルマフラーで俺らを安心させてくれて。優しい優しい響き。Amazing Graceを選ぶセンス。みんなへのメッセージ。もう泣くしかないやん!

 

夕方の駐車場、どんどん出庫していく車を見送りつつ、マジでハンドルに突っ伏して泣いた。

風っち、風っち、風っちーーー!!!

 

なんかもうメンタルがボロボロ。風っちの願いに反してしまっとる。ファン失格や。ごめんなさい。。。

 

ともかく、病院に入れたんだね、良かった。しかもピアノが許されるくらいの環境。嬉しい。

弾いてる指先に違和感は無いかな? 大丈夫だよね。文章だけよりも、はるかにはるかに俺らが安心できることを風っちはしてくれる。

俺が泣いたのは「ほんとにもう、なんて人なんだ!!」という感動だったし、何よりも安堵したからなんだと思う。

 

風っちはさ、頭の中で英語で思考して、それを日本語に翻訳するカタチで話してくれる…ことが多い気がするよね。

こどもの頃から、そんなふうに自分を訓練してきたんじゃないかな。

今回も、まず英語で。こちらの胸に届く、わかりやすい英語。思いやりに満ちた言葉たち。

でもね、“ don't worry about me ” は無理っす。なんなら野菜を見るたび風っちを思ってる。笑

冗談でなく、一日中風っちのことを祈ってる。みんながそうだと思う。俺らのことを “ my fans ” と呼んでくれた、それなら俺らの気持ち、わかるやろ。

風っちの fans なんやからな、俺ら。えへへ。ちょっと自慢顔しちゃう。😆😆

 

Amazing Grace、まさに風っちのことだよ。何と驚くべき偉大な神の恵み…この世界に与えてくださった恵みこそ藤井風。

 

みんな知ってると思うけど、この曲は、英国国教会ジョン・ニュートン牧師が作詞された讃美歌。この曲(詞)が元になった映画『アメイジング・グレイス』を、高校生の時に祖母の家で見た。(アレサ・フランクリンのドキュメンタリーとは別物)

イギリスで奴隷制度を廃止するために闘った実在の議員の話だった。作詞者のニュートン牧師は、昔、奴隷船の船員として奴隷貿易に従事。難破しかけた暴風から助かったことで、信仰に目覚め、奴隷貿易反対運動へ。

その教えに接した国会議員が奴隷解放を目指し奮闘する、そんなストーリーの映画だった。

今、我々の頭で考えたら、奴隷制なんてとんでもないし、絶対に許されない!と怒りで一杯になるが、大昔から何世紀もずっと続いてきた制度だった。

ニュートン牧師によって啓発された議員が『奴隷貿易廃止』の最初の議案を提出してから、『奴隷廃止法案』が成立するまで、実に42年間かかっている。(当の議員が亡くなった直後)

イギリスでの成立が1833年アメリカでは、リンカーン大統領が『奴隷解放宣言』に署名したのが1863年南北戦争の最中だった。

人が人を自由にする闘いに、何という年月がかかるのだろう。しかもそれはいまだに続いている。

人種だけでなく、性別や家庭環境、あらゆる個々の差異によって、いつまでも不自由さを強いられる我々。

そんな不自由さからの解放を謳うのが、Amazing Grace である。今であれば、まさにウイルスからの解放、ウイルスに関連して他者を差別するような考え、他者をも自分をも縛り付けるような考え、それら全てからの解放。

みんなもっと自由でいいんやで。自由になろう。他人(ひと)も自分も。

風っちの祈りが、曲に乗って、俺の胸に届く。自由になることは、他人にも自分にも優しくなること。誰のことも認めて、愛すること。

 

風っちを思って胸を痛めている俺らに、もっと自分を大事にしてな、自分を愛してな、と呼びかけてくれる。ワシのことはええから、と。

 

こんな人を愛するなってのが無理!!😭😭

コロナ発症して、微熱(ほんまに微熱か)があり喉が痛いのに、ピアノ奏でて。俺たちを励ましてくれて。

どうすりゃいいん。とにかく祈るだけ。静かに、風っちの障りにならないように。って、こんなブログ書くのも迷惑かもしれんが。泣

 

俺の脳乱は放っといて。

今は風っちfansはおとなしくいようね。笑

心を落ち着けて、目線を優しくして、風っちの曲を聴いて。穏やかに祈りながら。

その日々の先に、また風っちの笑顔が待っているから。

 

それから、ずっずさんが心配な人も多いだろう。もちろんコバさんも。風っちはオモテの人だから発表されたけれど、スタッフの皆さまは、立場上ウラの人。それを含んで、言えること言えないことを察したいと思う。

先になれば、またずっずさんから話があるはずだから。先回りした心配は、誰に対しても遠慮しよう。俺たち、賢くならなきゃね。🥹

 

風っち、眠れているかな。

みんなで心の手を繋いで、大事な人のことを祈ってる。きっときっと、天に通じると信じながら。