藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

風やん

風やんとか呼んでさ。ずっずさん、甘っ!!

ブラックコーヒー飲めないヤツ向けの甘〜い甘〜いコーヒーフロートみたいに甘っっ!!😆🤣

風やんも末っ子顔しちゃってさ。表情もだが、メガネがまた…きゃわいい! 昨日はモノクロで認証マークへの愛を囁いてて、なんちゅーワイルドな美形なんだ!とクラクラしてたのに。

実は知り合いの前でついワイルド風を見せてしまい「誰だっけ?外国の俳優?」と訊かれ。「日系アルゼンチン人の超人気俳優だよ、今度『ブエノスアイレスの風』って映画でベネディクト・カンバーバッチと共演すんだぜ!」と言ったら、マジで信じてた。あははは!(悪い)

それが、今日はこの可愛さだよ。もうなにっ!

 

髭、完パケからずっと剃ってないんだね。何か意図があるのかな。自由を味わってるのかな。ヘアはTAKAIさんが入ってるみたいだけど、髭はどうするのかな〜。

スペシャV.I.P.の撮影、あのままだったりする? 衣装も。あの柔らかいオレンジ色というか、正確には何色って言うん? コーラルピンクとかサーモンピンク? もうちょっとオレンジ味が強いかな…。LASAのイメージカラー(勝手に)。こういう優しい色も似合うよね。

毎回毎回思うけど、本当にイメージが固定されない人だなぁ。写真によって、動画によって、別人やもん。ホンマに謎。令和の七不思議!!

 

スペシャTV、3月V.I.P.の予告も流れてる。今夜は『青春病』からの、Vaundy『HERO』、松たか子とKID FRESINO、星野源Perfume、米津玄師、宇多田ヒカル、というラインナップを堪能した。

どの作品も素晴らしいクオリティ。これは風っちを知り、スペシャTVを見ることがなければ目にしなかった作品群。そんなに音楽が必要不可欠な人間じゃないからさ。

今だって、正直、藤井風だけでいいって思ってるくらいだ。世界に藤井風の音楽だけあれば、俺は満ち足りてる。と本気で思っているけど、それでも素晴らしい曲やMVもあることを、スペシャTVには教えられている。新しい目を開かれた思い。

 

余談になるけれど、スペシャTVを見た後でNHKの『SONGS』を視聴。たまたま見たら、朝ドラの主題歌を歌うAIさんと、作詞作曲者の森山直太朗さんが『アルデバラン』の初コラボを披露していた。

 

朝ドラのオープニングで知ってはいたけど、じっくり聴いたのは初めて。3代にわたる女性の物語の主題歌として聴くと、そっか、これは母親が娘に語りかける歌なんだな…と理解した。

生まれた子と仲良くなれるかどうか、親子の相性だって色々ある。仲の良い親子ばかりとは限らない。仲良くなりたい、なれればいいなと親だって思うのかも知れない。親子だって探り探りだ。

 

俺は友人の母親が、泣きながら「あの子を好きになれない、可愛いと思えない」と言うのを聞いたことがある。俺の母親と話してるのを聞いてしまい、(友人を思って)死ぬほど落ち込んだ。

その時、うちの母親も共感したらどうしようと、それ以上聞かないように逃げた。マジで怖かった。母親に嫌われるなんて最大の恐怖かもしれんと、今でも思う。それでも、仲が良くない親子って、現実にいるんだよな。

 

子と合わない親もいる。親と合わない子も。仲良く出来なくても、笑ってほしい、幸せでいてほしいと願うことは出来るし、それは親から子への本心の祈りだと思う。思いたい。

不穏な未来に手を叩いて。赤ん坊は笑いながら手を叩く。笑って、笑って、嫌なものを追い払うように手を叩く。その姿に、親は祈りをこめるんだろう。

 

一番の友が母親や父親である人は幸せだ。その友は、“君と君の大切な人” の幸せを祈ってくれる。そこに“自分の幸せ” は無い。自分は見ることの出来ない未来に、幸せでいてほしいと祈ってくれる人、それが親だ。あるいは祖父母だ。

長く紡がれていく物語、それは愛しい者への祈りの物語なんだ。

 

アルデバランは、我々の太陽の44倍以上の半径を持つ、赤色巨星。星の一生から見たら、老年期の星。元々の意味は「後に続くもの」。日本では「後星(あとぼし)」と呼ばれる。

プレアデス星団(プレヤデスとも)の後に続いて昇ってくる星だから、こう命名されたという。プレアデス星団の和名は昴(すばる)。

 

老年の星であり、昴に続いて昇るような孤独で不器用な星。それでも煌めく星を眺めていると涙が溢れてくる。

別れていく自分達だけど、また笑って会えるから。互いに不安も孤独もある。親子も同じ人間同士。人間として、愛しい人の幸せを祈る歌。

今夜、きちんと聴くことが出来て、良かった。

 

虐待と無縁ではいられない現代。子への虐待、親への虐待、知り合いへの、他人への。

虐待の究極が戦争だとするなら、胸が痛んでたまらない事態が起こっている。この瞬間も命を奪われ壊される人がいる。

風っちの音楽をもっともっと世界に。世界中の人に届けたい。互いに互いの幸せを祈る、その思いで地球を満たしたい。

どんなに馬鹿げていても、きれいごとに過ぎないと言われても、きれいな思いを信じたい。きれいな言葉を信じたい。きれいな魂で歌われる曲を届けたい。藤井風の音楽を。

祈りをこめて、世界の空に風よ吹け!と思う。