藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

一聴しました✨💿

拝啓 藤井風さま

勁く(つよく・この字が相応しいと思った)て清らかな作品群へと昇華されるまで、どれほどもがいて、苦しんで、魂を燃やし尽くしてくれたのだろう。その、我々のための激闘に、俺はどう感謝すればいいのか、言葉がありません。

2年がかりだと思ったけど、24年がかりだった。人生の全てを注いで生み出された作品たちだった。

 

藤井風という人間が、『LASA』の中に深く温かい息をしながら佇んでいる。その温かさに、涙が止まらない。

『愛全奉全』と高らかに謳いながら、本当にその心を歌にこめることができる人。形だけでなく、レトリックに終わるのでもなく、説教くさくなるわけでもなく。

 

聴いたあとに残る、ひんやりと清涼な優しさ。静かさ。一曲一曲が、あまりに美しい。

 

聴き馴染みある曲たちの柔らかさ。改めてCDで聴いて懐かしいと思うほど、故郷のように包んでくれる。

まだ聴き慣れない曲たちの新鮮な顔。びっくりするほど美貌な曲ばかりで、ちょっとオロオロする。その美しさに、自分が恥ずかしい。

よく…よくまあ、こんな曲が生み出せるな…。

 

若々しく、新鮮で清らか。なのに、文豪のような風格に満ちている。

ライトなノベルばかり読んでる頭に、ドストエフスキートルストイの文章が馴染むのは時間がかかるけれど、風っちは優しく近づいて、ふわりと翻訳してくれるみたいだ。

難しいことを優しく。大切なことを緩く。自分が流した涙や血は笑顔に隠して。

 

藤井風文学であり、藤井風音楽。ブックレットは詩集。曲に呼ばれる言葉をと風っちは言うけれど、こんなにも詩心ある歌詞を書ける人。詩人としても素晴らしい才能。

 

一聴して、一曲を5回くらい続けて聴いてから次の曲に進みたいと思った。耳がひとつの曲に侵されてしばらく(この曲から)動きたくないと叫ぶ。変化する万華鏡を、動かさないでよー、固定したいよー!と叫ぶ子どもみたいに。

 

このアルバムの全ては、ジャケットにあり、ブックレットにあり。優しく可愛い春祭りの色。あえて歌詞にはなかった春祭りがここに。

春霞(はるがすみ)の色。まだ冷たい空気を、ゆっくりゆっくり暖めていく色。霞の中をゆっくり歩こう、ずっとずっと先に高い山を目指しながら。風っちは手を繋いだまま一緒に歩いてくれるよ。

 

ダメダメな自分でも、藤井風の導く花咲く道を歩いて行けば、どーにかなるんじゃねーか(笑)と思わせてくれる音楽の聖書のようなアルバム。心の隣で笑っていてくれる存在になる、自分が風っちの音楽をきちんと感じさえすれば。

 

1st『HEHN』の次に2nd『LASA』は、全く正しい。凛と澄んだHEHN、クールでキリッとしたHEHN。柔らかく微笑んだLASA、花園に招き入れてくれるLASA。どちらも抱きしめて離したくない。どちらも藤井風の魂。

 

フォトブックも…死ぬほど好みだあああ!!って、男でも脳みそが煮え立つ衝撃で叫びたい。無駄に夜空に消えていく叫びばかりの俺よ、、、。

 

FM802に備えて早めに更新(笑)。

今夜はニコニコだけど、曲には泣かされておりまする。😆😂😭

心も忙しい日々。

 

3月30日にオールナイトニッポンの放送も‼️

いやいや、めでた過ぎる。㊗️㊗️

 

皆さま、今宵はラジオゲストの風っちを堪能いたしましょうぞ。

岡山、広島の福山市にも行かれたとか。凄いなーー地方でも頑張った店舗に、風っちらしい御礼回り。

その後での大阪入り。西日本から燃えて萌える夜だねー😉

ではではまた❣️