藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

髪切った!

深夜に何してくれるん…いや〜マジで風ファンは宵っ張りじゃないとやっていけんで。笑

大はしゃぎしながらカットしたん? 何か軽くなっちゃって!ツアー仕様なんかな?

似合ってるよ、若くなった感じ(笑)でかわいい。ツアー参加者の皆さんは、この風っちに会えるんだな、おめでと!!😆💕

 

TELASAでは、オフショットと『それでは、』が公開された。

 

シソンヌのお2人とヒコロヒーさんとの会話。お笑いをやってみたい気持ちがあり、今回実現に至ったわけだけど、思った以上の大変さを経験したみたいだよね。プロのアドリブという洗礼も受けつつ。

「藤井風さんでーす」という入りからもう謝ってる。わはは!

「すいません…」言いながら入るメインキャスト(笑)四方に頭下げて拝んでるし。自分のことに付き合って頂いて申し訳ない!って全身から発してる。ホンマに面白いなぁ。どこまでも謙虚。

アドリブ炸裂なプロに少々呆れて、ずっずさんに助けを求める。ずっずさん「やり返すしかない」あははは! 「ワシはセリフしか言わんど‼︎思いながら」謙虚だけど、負けん気な風っちが楽しい。お笑いのプロの怖さ、いい意味で意地悪なとこも体験できたよな。奥深いっす。

 

あんなにドラ(銅羅)の位置、遠かったんだ。長谷川さんの的確なアドバイスで、本番はカッコいい仕上がりになって良かった。

 

風っちのピアノに興味津々な3人。「耳コピ」に驚き、つい「あれ弾いて」と言いたくなった、でも「芸人にギャグやって、というようなもんだから遠慮した」と。長谷川さんは「戦場のメリークリスマス」をリクエストしたかったらしい。リクエストに応えて演奏するのもコントネタになりそう、という話も。風っち「なら次回は…」言うたな。😏

ぜひぜひ!藤井風にしかできない「ピアノ・コント」待ってるよ!🥰

 

金髪青年も棟梁も、頑張ってやり切った風っち。プロに囲まれて、結構無謀な挑戦🥹でもあったけれど、精一杯頑張った。何事もサラッとこなす風情でいながら、内心は真剣そのものなのが藤井風だよ。

棟梁ネタはキツかった顔(笑)最後にずっずさんが撮るカメラにみんなで収まって。写真を撮り終わるまでは棟梁を演じている風っちに、ちょっと胸が詰まるんだよ…。

 

『それでは、』の壮大でいて浄らかなピアノの音と歌唱にも、コントを演じる時と何ら変わらない精神性を感じる。

どこにいてもピュアな魂のままで、その場にいる。

『それでは、』は『帰ろう』に通ずる世界観。『帰ろう』の世界には他者がいたけれど、『それでは、』の世界は、荒野に独り立つような厳しさがある。だからこそ “あたたかな日差し” のような存在にひれ伏す気持ちになる。

何もない荒野に生まれたと思ったが、実はありあまる果実を与えられていた。この唇に受け止める気にさえなれば、滴る果汁は既に自分のものなのだ。

季節を巡りながら、さまざまな道を辿りながら、たった一つの “帰るべき場所” に至る。

英訳された詞を読むと、より明確になる歌詞に乗せた風っちの思い。あなたの元に帰る。あたたかい愛の元に。だから笑って。さあ今こそサヨナラ、お元気で。

別れを告げて “帰って” いく、しかし「それでは、」の「、」が、後に続く物語を示唆している。「、」の後は俺の物語だ。俺自身が愛に気づいて、愛だけが待っている場所に帰る。高い丘を目指し、もがきながら、闇夜を越えながら、自分だけの物語を綴らねばならない。

美しい旋律に祈りを込めて、風っちは我々と共にいてくれる。みんな大丈夫やで、きっとみんな行き着けるから。一緒に歩こうな、頑張ろうな。風っちのみんなへの願いに涙せずにはいられない。

優しい表情の風っちに癒されながら、この曲の持つ強靭な願いに高まっていく。こんな曲をギフトしてくれる風っちに、ひれ伏す気持ちだよ。この暗闇のような世界に、藤井風がいてくれる。それが希望。我らに与えられた果実そのものだよ、風っちは。

 

ピアノに向かう背中を見ると、頸(うなじ)に遊ぶ毛先に少年っぽさを感じる。もっと短くなった今、どう見えるんだろ。笑

すごく大人っぽく見えたり、少年っぽく見えたり。振り幅が限りない、唯一無二の人。

高みを見ている澄んだ目と、まだまだダメだ…と悔しげに噛む唇と、誰をも包み込む大きな胸とを抱えて、あがきながら、もがきながら、この世の使命に生きるひとりの青年。

どんな未来であろうと、風っちが進む先を共に目指して歩きたい。ヨロヨロでもヘロヘロでも、俺もこの足で着いて行くしかない。

そんな未来図まで見せてくれる『それでは、』の見事な披露だった。