藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

9月4日

2021年9月4日から1年。

今日は1年前の日産スタジアム“Free”Liveを、観たり聴いたりして過ごした人も多いんじゃないかな。

YouTubeに公開されている映像。もしかして『死ぬのがいいわ』を検索して来た人がいるなら、ぜひぜひこのLive映像も観てほしいと願う。

観るたびに感動で満たされるLive。藤井風の奇跡伝説の中でもとびっきりの、笑っちゃうくらいの奇跡が眼前で繰り広げられて。何度観ても「ウソやん」と呟いてしまう。🥹

Liveの後、脳みそが煮えたぎったままに、このブログに感想を書いた。恥ずかしながら読み返して、自分なりの感動が再び蘇った。何と幸せな1時間だったことか!

 

最初から雨。雨の中で最高のグランドピアノを弾いてるTシャツにビーサンの青年。最初のシーンだけで“あり得ないものを見てる”衝撃に硬直した。

あの1時間は、硬直が溶け、身も心も柔らかくなり、自由を体感させてもらえる時間だった。風っちは「自由でええんやで」「そのままでええんやで」「足りないものはないんやで」と、ピアノと声と表情で語ってくれた。

 

雨の中のピアノ。そんなん想像も出来なかった。

日本最大のスタジアムで、たったひとりきりのLive。そんなん想像も出来なかった。

その想像も出来なかったことを、24歳の藤井風が(画面越しの)目の前でやっている。それを実現させているスタッフ陣、チーム風の凄さ。

9月4日は永遠に輝き続ける日。あの日の風っちを思うと、プールの中に飛び込んだような気分になる(どんな気分だ)。うんとね、自分の涙がプールになったみたいな。感動の涙に溺れる自分。笑

 

一時はかなりのザーザー降りだった。なのに、風っちの頭上にだけ傘があったのかな?というくらい髪も顔もびしょ濡れにはならず…あんな奇跡も初めて目にした。タカイ・ヘアメイクの絶賛技術もあるとは思う!けど、風っちには不思議が多い。

 

誰もが「晴れ」を祈ったLiveが雨になった。しかし、風っちが雨に触れたのは「恵みの雨…blessing  rain」と言ったひと言だけ。

びちゃびちゃになりながらのLiveだよ。それでも雨に文句を言う気もない、愚痴る気もない、雨を笑いごとにする気もない。何もかもを肯定する気持ちしかない。だから感謝の言葉しか出てこない。

巨大なスタジアムにぽつんとひとり。でも風っちのハートはスタジアムを超え、横浜の空を超え、地球を、宇宙までを包んでいた。それが一番の奇跡。

そのでっかいハートに包まれていた実感があるから、全ての瞬間が愛おしかったし、美しかった。

人間ってどこまでも大きな存在になれる。もがいていても、もがいたままで、大きな何かと繋がれば。謙虚さと感謝を忘れなければ。それを風っちは身をもって教えてくれる。

 

「恵みの雨」の言葉に続いて『死ぬのがいいわ』のイントロが始まる。圧巻のピアノソロと歌を、新しいファンの皆さまにも聴いてほしいな〜。妖艶な武道館とはまた異なる表現を、観て聴いてほしい。藤井風の表現は無限大なんだよ。

 

あれからもジェットコースターに乗り続けた我々。先頭に乗ってる風っちとずっずさん、チーム風の全スタッフ。彼らの背中を見てるだけの俺らも、ええええ!!と叫び続けた1年。

叫び疲れて疲労困憊。幸せ過ぎる疲労だけど。もっと疲れさせてくれ、覚悟はできてる。😆

 

一日前のインスタストーリーズには、撮影中とのキャプション付きで写真が3枚。

ヘアメイク中のヴィーガンランチ、ヴィーガンスナック、ヴィーガンディナー。美味そうという以上に、充実した仕事の現場という空気感が嬉しい写真だった。

いい顔した風っち。何の撮影だろう?とワクワクする。絶対にまたステキな作品が見られるという期待でイッパイ!楽しみだなぁ。💓💓

 

日付けが変わって9月5日。aahTファイナルの京都公演。予報では雨は回避できそう、ちょっと安心。

台風の影響が最小限であることを祈りつつ、ファイナル大成功を‼️🙏✨✨