藤井風を語る真夜中

風という病に侵され…語らせたまえと願った。

一番優しい人

教えてくれる人があって、11日朝のWS「Day Day.」に、あの『d4vd』(デイヴィッド)がVTR出演したとのことで、録画を見せてもらった。

 

5分程度の放送だったけど、アメリカで大人気の新星だと紹介され、日本語で「おはようございます」と。親しみやすい雰囲気のd4vd。

2年前の16歳からiPhoneのアプリで曲づくりを始め、18歳の今アメリカで大ブレイクしてること。曲づくりは妹のクローゼットでしていたこと。クローゼットと言っても洋服用ではなく、物入れって感じ。日本なら押入れで曲づくりってイメージかな。小部屋が心地良いのは世界共通。笑

チラッと見えたけど、このクローゼットのドアに蝶々🦋が!ワオ!いや、関係なくても嬉しい。😆

 

そして「ある有名な日本人アーティストとも交流がある」と、『藤井風!』ふじぃかえぇず?あははは!かわいい発音してた。

『彼は最高だったよ!』『これまで会った中で一番優しい人だった』と。

一緒にインスト曲を聴いて、それに合うメロディをお互いに出し合った。そのうち曲を作ることにつながるかも…というような話をしていた。

日本初のインタビューで、「そのうち曲をつくることにつながるかも」なんて言う時は、ほぼほぼ決定事項やろ。ね?(願望)

 

しかし、どんな人のことを我々は『一番優しい人』と感じるんだろうか。俺は人生で「これまで会った中で、この人が一番優しいなぁ」と現実に思ったことは無い。リアルに目の前にいる人ほど、なかなかそうは思えない。

むしろドキュメンタリーでTVの中にいる人、本の中にいる人には感動しても、リアルには難しい。

それなのにd4vdは、風っちを『これまで会った中で一番優しい人』と。18歳の男子がそう思うくらいの優しさって。

特別な何かをしてくれたとか、そんなことではなく、全身から優しさが溢れ出ていたんやろなぁ。

あの慈愛に満ちた眼差しで、弟のようなd4vdを見ながら、彼の全てを認めリスペクトし、包み込んでいたんだろう。それをd4vdも実感した。

 

風っちが自分の先輩達に『優しさ』を感じたように、d4vdも風っちに優しさを感じた。優しさこそ最強。互いの心の結びつきを確かなものにしてくれる。優しさを通した信頼が揺らぐことは無い、きっとずっと。

 

d4vdやJVKEのような弟とも呼ぶべき新鮮な才能達と、これからもグローバルなフィールドで切磋琢磨し、いい音楽を生み出していくんだろうな。明るいな、世界の音楽界は。😍🎵

思わぬd4vdの日本初の独占インタビューに、風っちの話題を深呼吸できた一日だった。

 

 

『服袋』に当選した方々が、中身を公開してくれていて、豪華な“福袋”っぷりに驚いた。

5,000円であの内容。さすがに太っ腹。当選した皆さま、本当におめでとうございます!

一方で、あんなに豊富な内容なら、もっと中身を少なくして、その分当たる数を増やしてほしかった…との意見も。うん、まあ分かるけども。まあまあまあ…って、グッズに関する俺らの過熱気味な意見に対し、風っちはいつかのお詫び動画で言ってたよね。

あれはさ、皆さんの言いたいことは分かるけど、ちょっと落ち着いてな、クールダウンしようや…みたいな「まあまあまあ」だったと思う。

グッズに関して、我々はヒートアップしがち。俺もイロイロ熱くなることもあるけど、その時思うのは「帰る時は持って行けん!」だよ。笑

 

欲しいと思うから様々な意見も要望も浮かぶけれど、まずは事務所が決めたことを、まるっと受け止めよう。一旦受け入れよう。色々なバランスを考慮して決めたに違いないんだよ。俺らより事務所はよく分かってる。出来ること、出来ないこと。ファンには言えないことも山ほどある。

流れがある、どんなことにも。グッズもチケットも、様々な要因が絡まって決まり、ある意味では事務所の自由にならないこともある。

決まった流れに逆らわず、身を任せながら、自分が幸せでいるための心の置き場所を見つけよう。

風っちの写真の中で一番好きな顔をじーっと見つめながら、妄想しよう(笑)。「ごめんな、いっぱい我慢させて。大丈夫そ?」と言ってる人に「イヤだイヤだ、我慢できないもん!」って泣いてる顔を見せ続けるん?🥹

『一番優しい人』が笑顔になってくれるファンでいようよ、お互いに。

 

ファン生活は煩悩との戦いでもある。ホンマにしんどいこともあるよね。

“全員が満足”も“全員が幸せ”も、実に難しい。だからこそ『自分の幸せ』を大事に。

『一番優しい人』を困らせない、悩ませない。自分もまた一番優しい人になって(遠い遠い目標)人に優しくなれたなら、きっとその自分は幸せなはず。優しさは強さ。強い自分ならば不幸なんてことは無い。

 

人に優しく、自分に優しく。何があっても揺るがない強さを。

難しいけれど、そう自分に言い聞かせる夜。